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Alice Boy's Pictures

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悔いが残ること

悔いが残ること
2008/7/9 記

次男くん、毎日がゴキゲンです。

毎朝のウォーキングの前に、川べりの遊歩道で、ラジオ体操第一を思い出しながら準備運動をします。
二人で向かい合うので、次男と私は自然に目が合います。
そのときに、次男がとても嬉しそうな表情をします。

ああ、自分にどれだけの時間や注意を割いているかで、母親の愛情を確かめているのだなぁ。。。と思います。
まだ、足らんのかぁ。。。と思います。
確かめないといけないのかぁ。。。と思います。


長男には、次男に割くほどの時間とエネルギーを割くことが出来なかったので、長男を想って私の胸が痛む瞬間です。


映画「アイ・アム・サム」でも「カーラの結婚宣言」でも主人公が "Watch me!" と叫ぶシーンがあります。
サムは弁護士に叫びます。
カーラは母親に叫びます。

私を見て! と叫びます。

このサムもカーラも知的障害者本人です。

私達の場合は逆です。
自閉症で知的障害のある次男は、"Watch me!"と叫ばなくてもよいのです。
いつも、母が自分を見ていることを知っています。

"Watch me!"と叫びたいのは、次男ではなくて、長男です。
長男にも叫びたい時があったろうに、叫ぶことをさせてやれないまま、別居になりました。


毎日、私が仕事から帰宅すると、玄関ポーチの門扉がキチンと閉じてあります。
玄関のドアの鍵も閉めてあります。

長男が、次男が帰宅後に立ち寄っているのです。
食料確保の意味もありますが、ありがたいです。

満ち足りない想いを抱えたままの長男にどう接してやればいいのか。。。







二人の子を持って幸運ですけれど、これが私のメイッパイです。
本当は、もっと、もっと、余力がほしかったです。

二人の子どもでも、力が足りなくて、手が廻らなかったことがたくさんあります。
3人以上子どもを授かっていたら、キレていたかもしれません。


障害があってもなくても、3人以上のお子様がおられるお母さんの頑張りを想像しては「私には出来ない。。。」と感じています。

本当にたいへんだなぁ。。。と想って、それをこなしておられるお母さん達を尊敬しています。


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